Alphabet、Google Cloudが82%成長する一方で四半期CapExは449億ドル

Alphabetの2026年4〜6月期売上高は24%増、Google Cloudは82%増となった。一方、設備投資は449億ドルに達し、AI成長の資本負担も同時に示した。

決算に表れたAI成長

Alphabetの2026年4〜6月期売上高は前年同期比24%増の 1,197億9,600万ドル でした。企業向けAIインフラとソリューションが牽引し、Google Cloud売上高は82%増の 247億6,800万ドル、営業利益は 88億1,400万ドル です。Geminiモデルは毎分220億APIトークンを処理し、Geminiアプリの月間利用者は9億5,000万人と会社は説明しています。

投資とキャッシュフロー

  • 四半期の設備投資は 449億2,400万ドル でした。
  • 営業キャッシュフロー390億6,900万ドルから設備投資を差し引いた会社定義のフリーキャッシュフローは -58億5,500万ドル でした。
  • AIインフラとグローバル計算基盤の拡張などに向けて、株式・強制転換優先株で496億ドルを調達し、203億ドルの無担保シニア債も発行しました。

AI需要はCloudの成長につながっていますが、その供給には短期の現金創出を圧迫する規模のデータセンター・サーバー投資が必要です。

EPSには会計上の要因がある

普通株主帰属純利益は1,121億700万ドル、希薄化後EPSは9.11ドルでした。ただし、その他収益979億8,300万ドルの大半は株式評価益です。Alphabetはその純効果が純利益を771億ドル、EPSを6.26ドル押し上げたと説明しました。AI事業の基礎的な状態を見るには、EPSだけでなくCloud売上高・営業利益、設備投資、フリーキャッシュフローを分けて確認する必要があります。

確認すべき点

Cloudの高成長が続くか、大規模投資が将来の売上と現金創出に転換するか、評価益を除く収益力が焦点です。本稿は開示資料の解説であり、証券の売買を推奨するものではありません。

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